読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゆるカメライフ

WordPressに移行しました。今までありがとうございました!

TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5で楽しむ、超広角の世界の魅力を語ってみる。

 

冬らしい景色が撮りたいなと思いながら『遠いから』という理由ではなく『寒いから』という理由で外に出るのを渋っています。

あれっ、私冬景色撮る気なくない?

 

どうもこんにちは。

 

さてさて、多くの方に読んでもらえたNIKKOR AF-S 20mm F1.8のレビュー。

 

yurucamelife.hateblo.jp

 

この記事を書きながら、自分の愛用しているレンズについて語ることの楽しさに気付いたので、

今回は私が昨年11月から使い始めているTAMRONの超広角ズームレンズの魅力について語ってみようと思います。

 

それでは早速いってみましょう!

 

 

  TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5

f:id:yurucamelife:20160117113529j:plain

 

www.amazon.co.jp

 

APS-C機専用の換算16-27mmとなるレンズ。

 

重さは405gで割と肩が凝る重さ。

とはいっても慣れてしまえば首にかけて持ち歩くのにもさほどしんどさは感じません。

 

このあと作例を載せていきますが、超広角特有の四隅の流れ(ピントが合わない)が気にならないと言えば嘘になります。

でも純正は8万円ですし、流れもF8-11くらいまで絞ればさほど気にはならなくなるはず。

純正のおよそ半額で超広角の楽しさを味わえるのならば、風景撮影にこだわりたい初心者さんには十分にお勧めできるレンズだと感じます。

 

 

  超広角の楽しさ ①目で見るよりも広大な景色

f:id:yurucamelife:20160117113529j:plain

 

私が超広角の購入を考え始めたきっかけが、昨年8月のフランス・パリ旅行。

統一感のある素敵な街並みの全てを思い通り写そうと思うと、標準ズームレンズの広角側である18mm(換算27mm)では足りないと感じることが多々あったのです。

 

今更ながら夏のフランス旅行について振り返ってみる〈前編〉 - ゆるカメライフ

今更ながら夏のフランス旅行について振り返ってみる〈後編〉 - ゆるカメライフ

 

やっぱり風景撮影が好きなので、超広角は持っていて損はないなと思い購入して使い始めた時の私の反応は

 

『うおおおおおお広いぞおおおおおおお』

 

f:id:yurucamelife:20160119101852j:plain

 

こちらは東京ディズニーシーのSSコロンビア号のデッキからの1枚。

標準ズームの広角側で写そうとすると、下にある小さな船の姿はすべて入ってくれません。

 

遠いものは標準ズームで写すよりもかなり小さく映るため、

広大な景色をさらにダイナミックに表現できるのが面白いなあと思っています。

少し高いところから撮影するだけで、まるで見下ろしているように写せるのは超広角の楽しさの一つです。

 

山の上や展望台での撮影にも、超広角があると空と街の2つを1枚の中に広く写せて幻想的なものを撮ることが出来ます。朝焼けまた見たいなあ…!

 

f:id:yurucamelife:20160119090819j:plain

 

また広い範囲を写せるということは、川などの水面や濡れた地面への光の映り込みも画面内に収めることが出来るので、

下の1枚のような、目で見るよりも幻想的な雨の一コマを収めることだってできます。

 

f:id:yurucamelife:20160119090810j:plain 

 

 

  超広角の楽しさ ②パースを活かした表現

f:id:yurucamelife:20160117113529j:plain

 

広角で撮ると、写真の被写体はどこか一点に収束します。

 

先ほどの雨の風景の写真も、歩道の先に建物が吸い込まれるように写っていますよね。

この吸い込まれることを『パースが付く』と表現します。

 

標準ズームの広角側でもパースを体感できますが、超広角ではそれが顕著に表れます。

 

このパースを最大限に活かせるのが建物の撮影だと思っていて

 

f:id:yurucamelife:20160119094632j:plain

 

写真は広島・大久野島の廃墟ですが、パースのおかげでその存在感を強調出来ている気がします。

 

パースをうまく利用すると、私は撮ったことがありませんが、モデルさんの脚を長くそして細く写せたりもできるようです。面白いなあ、パース。 

 

 

  とはいってもやっぱり難しい超広角

f:id:yurucamelife:20160117113529j:plain

 

『超広角を制する者が写真を制する』と言われるほど、クセがあり使いこなすのが難しい超広角レンズ。

 

私自身、購入したはいいけれどイマイチ使いこなせてないという現実(´・ω・)

 

というのも、やっぱり使う場面が難しい

普段超広角ズームを着けて街に出たとしても、いざファインダーを覗くと当たり前ですがありとあらゆるものが写るため

『写真は引き算』ですから、結局思うようなものは撮れずにお家に帰ってくる日々。

 

それに加えて、パースの使いこなしが難しい

 

f:id:yurucamelife:20160119133207j:plain

 

あんまりパースを使い過ぎると押しつけがましい絵になってしまうというか、

『私が撮った』というより『レンズが撮った』写真になる。

 

もちろんレンズの力は大切なのですが、それを撮ってる人間が使うか、

レンズに撮っている人間が振り回されて撮るかって、その写真の価値や思い入れが違ってい来ると思うのです。

 

また、冒頭で『四隅が流れる・F8くらいに絞ると改善』と書きましたが、

しっかりとピントが合っている夜景を撮ろうにも、絞る必要があるとISO感度にもノイズ面から考えると上限があることから、

このレンズにおける広角での夜景撮影は至難の業となってきます。

 

三脚が使える場合であれば問題はありませんが、旅先に三脚を持っていくのは厳しいですし、海外ならなおさらです。TDRは三脚使用不可ですし。

 

一般的に『1/○○秒』の分母の数字がそのレンズの焦点距離(35mm換算)より大きければブレないと言われているため、

焦点距離が著しく短い超広角レンズがブレにくいと言われるんですが、

それでもF8くらいまで絞った状態で、そのシャッタースピード(1/16~1/27)だと写真が暗すぎることが多いんですよね。

 

そう考えると、明るい広角単焦点の方が使い勝手がいいように感じられるのが本音だったりします。

 

使いこなせればすごいんだろうけど、今の私には宝の持ち腐れ感が半端ない超広角(´・ω・) 

 

 

  難しいけれど感動がいっぱいの超広角の世界

f:id:yurucamelife:20160117113529j:plain

 

私が数カ月この超広角レンズで撮ってみて思ったのは

『超広角レンズは大事なサブレンズ』であるということ。

 

当たり前のことですが、やっぱり超広角レンズだけで色々撮るのは不可能に近いです。

 

それに標準レンズで撮るのと超広角レンズで撮るのでは撮り方や構図が変わってくるように思いますし、当然ながら後者の方が難しいです。

 

ゆえに、まず標準ズームや標準的な単焦点レンズで撮る力を鍛えることが、超広角を使いこなす上で最重要点かつ大前提だと思います。

 

また、超広角の世界を存分に楽しむには他のレンズと組み合わせることが大切だなと感じています。

他のレンズをまずしっかり使いこなす、他のレンズでの撮影の腕を磨きながら、それと並行してより広い世界を写していくのが、超広角の楽しみ方なのかなと感じています。

 

 

  おわりに

f:id:yurucamelife:20160117113529j:plain

 

超広角レンズを着けて初めてファインダーを覗いた時って、

思ったよりかなり広い範囲が写る感動から『このレンズがあれば絶対にすごい1枚が撮れる…!』と思う人が多いと思うんです。

私もその一人でした。

 

ただ、『これを着けると絶対にすごい1枚が撮れる』そんな魔法のようなレンズがあるはずはなく

実際に撮ってみて、やっぱり相当腕が試されるレンズであることに気が付きました。

 

f:id:yurucamelife:20160104114012j:plain

 

超広角は間違いなく難しい。でも間違いなく楽しい。でもやっぱり難しい。

 

私自身このレンズを本当に使いこなせてない上に、20mm単焦点を購入してから外に出すことがめっきり減ってしまったので、

文章にしてみて何か自分自身気が付けることがないかな…と思い、この記事を書いてみました。

 

この記事を書いたことで、超広角レンズは『重要なサブレンズ』としての位置づけで使うのがいいのかなと気付きました。

 

超広角だけで撮ろうとするのではなく、他のもっと狭いレンズを並行して使うことで、

超広角の持つ様々な特性を活かしつつ、写真において大切だと言われる『引き算』をしっかりと行えるようになると思うし、

 

それができて初めて、超広角レンズというレンズの力を頼りつつ、全てをそれに頼らない1枚、

『レンズが撮った1枚』ではない、『自分が撮った1枚』が出来上がるはずです。

 

色々書いてみましたが、

初心者が写真の新しい魅力を知るのに超広角レンズはとっても素敵なアイテムだと思います。

 

散々『難しい』と書きましたが、私のような風景写真が好きな人なら持っていて絶対に損はないレンズだと思いますし、

自分の撮る写真にマンネリを感じている人にも、自分の写真の幅を広げ、新しい魅力を見いだせるのでおススメできると思います。

 

単焦点レンズを買ってだいぶ使いこなせてきた、慣れてきた気がするけれど

今の焦点距離に不満があまりないから次また単焦点レンズを買う気にはなれない…でもほかのレンズも気になるなぁという方も是非検討してみてください♪

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それでは素敵な写真ライフを!